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自覚症状の質問を受けてミカルディスを処方してもらう

2019年07月11日
患者の血圧を測定する医者

ミカルディスは高血圧の治療に用いられる降圧剤です。
アンジオテンシン2受容体拮抗薬に分類される比較的新しい治療薬であり、腎臓などの臓器保護作用があることから処方される機会が増えています。
生活習慣病である高血圧は生活習慣にそもそもの原因があることが多いため、同様に生活習慣が原因となって生じる糖尿病などを合併しやすいという特徴があります。
糖尿病患者では腎臓の機能が低下しているため、用いることが推奨されない降圧剤もあります。
糖尿病患者の高血圧治療ではミカルディスは腎臓の保護を行えることから有用性が高く、第一選択薬の一つとしての位置づけを得ています。
しかし、高血圧治療に来た患者に糖尿病かと質問してもわからないことが多々あります。
糖尿病は自覚症状を伴わないからであり、尿検査を行って自分で自覚している人でなければ質問をしても糖尿病ではないと答えることになってしまうのです。
自覚症状を伴わない疾患の場合には質問よりも検査の方が重要であり、それは高血圧に関しても該当することです。
低血圧は立ちくらみなどの自覚症状を伴いますが、高血圧は相当に高い値にならないかぎりははっきりとした自覚症状が出ないことが多いという特徴があります。
そのため、高血圧も糖尿病も長らく患っているにもかかわらず、それがはっきりとしないために合併症が出るまで放置してしまうことになっているという場合も多いのです。
早期に発見してミカルディスによる降圧治療を行っていけば合併症のリスクは著しく低下します。
腎臓の機能低下も予防できることから早期発見による健康効果は大きいものです。
定期的に血圧測定や尿検査を行って高血圧や糖尿病でないかを確認することは重要なのです。